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「朔」とは月の始まりであり新月であり原初。万物の営みが始まり、戻っていく場所を象徴します。あらゆる生命の根源となった海は、まさに朔そのもの。六甲山の御影石でつくられた風情のある岩風呂。瀬戸内から引き込んだ天然海水のお湯につかりながら庭園のような露天風呂を満喫して下さい。
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「望」とは満月であり成就であり至高。禅では完全なる悟りを意味し、万物の営みが最も充実している場所を象徴します。古来、人は「望」と「朔」との往復のうちに、天地のうつろい宇宙の営みを自ずから感じとってきました。ここ「望の湯」は、湯量10トンを越える天然温泉で乳白色に変化する白湯。
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寝待は満月を過ぎた十九夜の月。この夜人々は座敷に寝、思い思いの話に花を咲かせながら、夜半の月の出を待ち続けたとか…。月を待つ間のつれづれさえ、風流のひとつとして楽しんだ私たちの先人たち。その粋な心を今に生かすために、「寝待の湯」はあります。緑の奥にひっそりある寝風呂。香り高いヒノキを枕にゆっくりと手足を伸ばしておくつろぎ下さい。
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小望は小望月。望月にあと少しという十四夜の月の呼び名です。今日、その姿かたちは十五夜に及びません。しかし、あくる宵には晧晧たる光で夜空を満たします。「小望の湯」には、そんな完璧さへの憧れが込められています。澄みきった夜気のなか、日ごとに美しさを増していく月影など思い浮かべながら、まん丸の湯舟をお楽しみください。
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「立待」 「居待」 「寝待」 と、日本語には月を待つ言葉がたくさんあります。それは、まだ出ぬ月に思いを馳せ、その光の訪れを待ち望む日本人ならではの感性。またたく星のもと、ゆったりと月の出を待つ心には、人知を超えた宇宙のリズムが息づいています。忙しい太陽の時間を離れて、おだやかな月の時間の中へ。その第一歩を庭園を眺める内湯からお始めください。
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